トモダチプロジェクト

東日本大震災後、東京都杉並区と福島県南相馬市の子供達が
オリジナルの歌とダンスで繋がりあう「トモダチプロジェクト」が誕生。離れた場所にいながら同じ歌・同じダンスをレッスンし、数年に1回のオリジナルステージを開催。エンターテインメントに最も必要な「思いやり」と「共感性」を育て、福島の復興の一躍となれるよう、活動を続けています。トモプロは子どもたちにとって大切な居場所であり、「共育」の場。音楽やダンスを通じて日々、人間性を磨いていきます。

「みんなのうた」から始まった

東日本大震災を機に、杉並区在住のシンガーソングライターnappoが南相馬のパン屋さん「パルティール」の歌を作った。 当時南相馬は、原発事故の影響でほとんどの人々が避難していたが、市内に残っていた数少ない子どもたちが「パルティール」の歌を歌って踊っているときき、2011年11月に初めて南相馬を訪れ、アコースティックライブを開催。 そこで震災後初めてやっと歌を歌い、涙したという方々の言葉をもらいnappoは音楽の力を再認識する。 その後nappoは毎月、南相馬に1人で歌いにいく活動を開始。その中で屋内での子供達の遊び場を作る「みんな共和国」のメンバーに出会う。「俺たちの歌も作ってよ」と言われ、1ヶ月かけて「みんな共和国」の歌を作曲。そこで誕生した「みんなのうた」この歌に、ダンサーKAORIが振り付けをつけて、子供も大人も歌って踊り始めた。 その後、杉並区と南相馬市の子どもたちがこの歌で踊り、2地域間の交流が始まる。そこから「トモダチプロジェクト」が誕生。

7度の本公演

杉並と南相馬。同じ歌と同じダンスで300kmを繋ぎながら、nappoとKAORI先生は毎週歌とダンスのレッスンを続ける。2013年9月に「みんなの歌」をメインテーマに、声優の松本梨香さんと音楽劇を上演。(杉並区 座・高円寺) その後1年〜1.5年に1度の間隔で南相馬、杉並と交互に本公演を上演。毎回メインテーマを書き下ろし、オリジナルのダンス、脚本をつけて音楽劇を上演。南相馬の復興に寄り添ったオリジナルの舞台を作りながら、歌とダンスで2地域の子ども達を繋ぎ続けた。 2021年、コロナ禍の中第7回本公演「ONE LOVE」を最後に、一旦公演を目標とした活動にピリオドを打つ。その後南相馬市鹿島区にスタジオをオープン。復興目的のボランティア活動としてではなく、南相馬市を中心に、エンターテイメントで街を活気づける活動にシフトチェンジしていく。

新しいエンターテンメントを発信

300km離れた場所をつなぎ合わせる歌とダンス。10年間の活動の中で様々な出来事がありました。コロナ禍にあっても、オンラインや同時ライブ配信などの方法を使い縁を繋ぎ続けました。それと同時に、元気な福島浜通りのイメージを発信するため様々なイベントステージに出演したり、独自のフェスを立ち上げたりし、日本全国に向かって福島の現状を伝え続けます。 「復興」のためにボランティアで始めた本プロジェクトは、いつしか街に育てられ、街の中で子供達の居場所として大切な場所になりました。歌、ダンス、お芝居、様々な自己表現を学びながら、子供達は成長していきます。 ここから未来のスターを輩出できるよう、エンターテインメントを通じて地域振興と教育を柱にこれからもトモプロは進化していきます。

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